トポグラファー(角膜形状測定装置)
角膜の形状を測定する医療機器です。
円錐角膜や角膜不正乱視の診断・経過に使用します。
また、オルソケラトロジーの定期検査にも使用します。
特徴
※以下,戸田公園駅前眼科医院の『CT-1000』の説明となります。
トポグラファーについては各眼科で多少性能が異なります。
- 角膜マップ
- アキシャル、タンジェンタル、エレベーション、レフラクティブの各マップ数値、アブソルート、アジャストスケールの表示。
グリッド、リング、ケラト値、瞳孔をオーバーラップさせることができます。 - マルチマップ
- 4枚の角膜マップを同時に見ることができます。
マップ上のどのポイントでも位置、曲率半径、パワー、エレベーションを見ることができます。 - データベース
- 患者のデータをグループ管理できます。
病状によるグループ分け、また術前、術後のマップの管理に便利です。
また、患者マップも同時に表示されますから、検索に便利です。 - 3Dマップ
- 3D角膜マップの表示。
マウスをドラッグすると好きな方向に角度を変えることができます。 - コンタクトレンズ・ツール
- 最適なコンタクトレンズ選びが容易にできます。
瞬きした時のレンズ動作をシュミレーションできます。 - 角膜インデックス
- エッセントリシティ、アスフェリシティ、シェイプファクターの角膜情報を提供。
また、KISA%インデックスの表示で、円錐角膜の情報が得られます。
オプションソフトウェア(CT-1000は標準付属)
- OPD解析
- ゼルニケ多項式による、角膜表面の収差を解析。
角膜に含まれる収差要素の解析では通常モードよりも細かい分析が可能。 - SD&NV
- SD(Standard Deviation)
強・弱主経腺における角膜の高さ、離心率を表示。
標準偏差でデータのばらつきも分析可能です。 - NV(Numeric Values)
- コンタクトレンズデザイン用ソフトへの実データ出力が可能です。
新光会グループ眼科
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